カリフォルニアのセントラルバレー最大の街であるフレスノは、洗練された都市の感覚と、農業という長年の伝統が融合された街です。 画期的な動物園や、地元の食材を扱う優れたレストランがあり、最も新鮮で美味しい季節の食材を、近くの農家から調達することもできます。 ここでは、フレスノの異なる魅力を発見するユニークな方法を5つご紹介します。
フレスノ・チャフィー動物園を探索する
エイを撫でたり、キリンに餌をあげたいと思ったら、フレスノ・チャフィー動物園に行きましょう。世界中の素晴らしい動物たちを間近に見ることができます。 動物園が管理するローディングパークでは、自然環境に近い囲いの中に動物がおり、広さ約5.3ヘクタールのアフリカン・アドベンチャーでは、ライオンが岩の上で戯れているのや、ゾウがサバンナのような広々とした草原を歩いているのを見ることができます。 特別なビハインド・ザ・シーン・エンカウンター（裏方を見る）では、動物園の飼育係がサイ、キリン、ナマケモノのような動物をどのように飼育しているかを見ることができ、アシカやオットセイのトレーニングに参加することもできます。
フォレスティア地下庭園に行く
フレスノを下から見上げてみましょう。フォレスティア地下庭園には、4ヘクタールの地下トンネル、岩屋、庭園があり、シチリア人移民バルダッサーレ・フォレスティアが、1906年から40年間掘り続けた地下庭園だと言われています。 手で細工された石壁と美しいアーチがあり、庭園は発掘・修復された古代庭園のようにも見えます。 この場所はカリフォルニア州の歴史的なランドマークとして認定されていますが、今でも果物がとれて、ブドウのつたが生い茂っています。
フレスノカウンティのブロッサムトレイルを体験する
毎年2月の中旬から3月まで数週間、フレスノカウンティのブロッサムトレイルと共に、フレスノの郊外にある農園では、何千というリンゴ、核果、ナッツの木々の花が開花します。 地元の農園がある村々を通り抜け、ピンクと白の無数の花景色を見ましょう。 ドライブすると、目に美しいだけでなく、香りを楽しむこともできます。特にオレンジ農園の周囲は香りに満ちています。
シモニアン・ファームズで楽しむ
5代目農家であるシモニアン・ファームズの歴史は1901年に遡り、ここでは地元でとれた色々なナッツや乾燥フルーツを買うことができます。 赤い納屋の通路を歩くと、ネクタリン、ザクロ、ボイセンベリー、桃など、季節の果物や、ジャムやはちみつなどびグルメ食品がたくさんあるため、圧倒されるかもしれません。 そして周りを見回すと、どこにでも骨董品と歴史的な工芸品があります。約60メートルの線路を走る1946年の車掌車が見られるビンテージモデルの機関車もあります。
アネックス・キッチンで食事をする
ザ・アネックス・キッチンは地元の食材にこだわり、豊かな収穫とセントラルバレーの農家からのものをふんだんに使います。 田舎風で、イタリアの地方料理を出す、このスタイリッシュな現代風のレストランでは、甘いコーンのアニョロッティ（詰め物パスタ）などの手作りパスタを出しています。 そして（もちろん）、焼き立ての窯焼きピザもあります。リブアイに乾燥ポルチーニパウダーをまぶして薪で焼いた特別料理もお忘れなく。 喉が渇きましたか？ フレスノに滞在中の夜は、モダンかクラシックのオリジナルのカクテルで乾杯しましょう。