パロアルトの魅力のひとつは、少数精鋭であることです。 スタンフォード大学の合格率は応募者のわずか5パーセント以下で、近隣のグーグルやフェイスブックの採用率に至っては、0.2パーセント以下とされています。 しかし、ビジターについては全く逆です。 パロアルトは誰でも訪ねることができます。ここはサンフランシスコとサンノゼから近い便利な場所にあり、太陽の光溢れる気候、豊かな文化、そして興味をそそるイノベーションが人々を歓迎します。ちなみに、願書は不要です。
ユニバーシティ・アベニューとダウンタウンを探訪する
スタンフォード大学のキャンパスと国道101号線の間を結ぶユニバーシティ・アベニューは、ダウンタウンの真ん中を突っ切っています。 ほぼ完璧といえるパロアルトの気候を楽しみながら通りを散策し、歴史あるミルズ・フローリストやブックス Inc.などの店を覗いたり、スクープ・マイクロ・クリーマリーに立ち寄ってアイスクリームを楽しむことができます。 毎週土曜日の朝には、地元のベンダーたちがパロアルト・ファーマーズ・マーケットに集まり、生乳から新鮮なパスタまで、ありとあらゆるものを販売しています。
コンピューター歴史博物館を訪ねる
有力なハイテク企業を考えてみると、多くの場合、その企業はパロアルトにオフィスを構えています。 グーグル、フェイスブック、スカイプ、ヒューレットパッカード、等々。 マウンテンビューの近くにあるコンピューター歴史博物館は、過去を振り返りながらも、今日のコーディングのパワーを讃えています。 好奇心旺盛な大人も、若い「研修中のエンジニア」も、特徴ある展示「革命」を大いに楽しめるでしょう。これは、コンピューターの進化における最初の2000年を紹介するものです。
食事はバード・ドッグで
気が利いて、クリエイティブで、遊び心がありながらも洗練されたバード・ドッグは、サウスベイにあるレストランの中でも輝く存在とも言えます。 シェフのロビー・ウィルソンは、白いコンクリートの壁にカラフルなアヒルをあしらったレストランで、東洋と西洋をリミッスクした料理を提供します。 絶対のお薦めは、スパイスが効いた暖かいローティ(すべての料理に付いてくる)と、ホームメードのポン酢と新鮮なわさびを詰めた、薪でグリルしたアボカドです。
ベイランズ自然保護区でのハイキング
ベイランズ自然保護区を訪れ、約785ヘクタールにわたって広がる塩田の周りを散策して、心と体を一新しましょう。 24キロに及ぶ、ホットケーキのように平坦な遊歩道は、ジョギングやサイクリングには打ってつけです。また、ここにはキジ、ペリカン、ハチドリはじめ、信じられないほど多くの種類の野鳥が生息しているため、バードウォッチングをするには最高の場所となっています。
ダイナズ・ガーデン・ホテルに泊まる
緑に覆われた約3ヘクタールの敷地の中にあるダイナズ・ガーデン・ホテルは、シリコンバレーの安らぎの場所です。 客室とスイートは、それぞれが独自のデザインになっています。 アーチ形の天井と潟を一望できるラナイ、4本柱のあるベッドと部屋の周囲を汽車のモデル走るレイルロード・バロンなど、好みのデザインのものを選べます。 東京スタイルのノブ・ホテル・エピファニー・パロアルト、ウェスティン・パロアルト、そしてシェラトン・パロアルトは、スタンフォードへの便が良く、最適の宿泊先です。
その他の見逃せない場所は...
1965年に大学の科学者たちが造った「ザ・ディッシュ」 は、スタンフォードの山麓にある幅約46メートルの電波望遠鏡です。 5.6キロ歩くと、このUFOのような構築物の場所まで行けます。ちなみに、これは今日でも使われています。 「芸術と科学部」の「芸術」については、スタンフォード・シアターでクラシック映画をお楽しみください。 1925年に設立されたこの映画館では、フィルムだけ(デジタルのものは除外)を上映します。ここにはマイティワーリッツァー・オルガンがあり、休憩時間中に演奏されます。 屋外でおしゃれなショッピングを楽しむなら、スタンフォード・ショッピングセンターです。ここは、庭園、噴水、彫刻に囲まれた中に、高級デザイナー(バーバリー、コーチ、ケイト・スペード)と有名小売店が混在しています。