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シエラネバダ山脈のふもとの金鉱、サンホアキンバレーの肥沃な土地、アメリカンリバー、サンフランシスコの活気ある金融センターなどが近くにあるため、1854年に、サクラメントはカリフォルニア州の州都に選ばれました。 この街では、常に政治と農業が中心でしたが、ここ数十年、国際都市としても発展してきました。 芸術的な壁画、コーヒーブームの第3波を受けてできたカフェ、流行りのミュージックラウンジ、超近代的なワインバーなどが、木陰があるサクラメントの道に軒を連ねます。この街の文化施設やレストランなどは、カリフォルニアのさらに大都市にあるものに匹敵するものです。
カリフォルニア州議会議事堂
1869年に建設されたカリフォルニア州会議事堂には、優雅で新古典主義的な39メートルのドームがあり、その見事な建築は多くを驚かせます。 無料のガイド付きのツアーで、上院ギャラリーと議事堂を訪れましょう。職人技で施された装飾の細部に感心しながら、カリフォルニア政府がいかに機能するかを垣間見ることができます。2階のハナビシソウのイタリアンモザイクを見たり、丸天井には、歯をむく鋳鉄の灰色熊が見えるでしょう。 見るものはたくさんありますが、アーノルド・シュワルツェネッガーやロナルド・レーガンなど、カリフォルニア州知事の肖像画を見るのもお忘れなく。 このきらびやかな建物を囲むのは キャピトル・パークの緑の芝生です。この歴史的な バラ庭園には、140種類以上のバラが栽培されており、よく手入れされたツバキ庭園もあります。（サクラメントは自らを「世界のツバキの首都」と呼びます。）カリフォルニアの退役軍人たちに敬意を表してつくられた銅像が立っており、ピーナッツをもらえることを期待しているリスたちがあなたに寄ってくるでしょう。
オールドサクラメント
170年くらい時間をさかのぼって、オールドサクラメントにある木の歩道を散歩しましょう。 川沿いには石畳の道があり、まるでハリウッドの西部劇の撮影現場のようです。しかしこれらの建物は撮影用ではなく本物で、その多くは1849年のゴールドラッシュの時代に建てられました。 オールドサクラメントは、サクラメント川をまたぐアイ・ストリートブリッジとタワーブリッジの間のフロントストリートにあり、木製のビクトリア風の家はキャンディ店、お土産屋、博物館や美術館として使われています。 サクラメント歴史博物館では、ゴールドラッシュ時代の工芸品が展示されており、地下トンネルのツアーや歴史的な地区のゴーストツアーなどもあります。 サクラメントが、大陸横断鉄道の西部の本拠地であったことが、カリフォルニア州立鉄道博物館にある記録に記されています。また、同博物館には美しく修復された1860年代の機関車が19台と、ミニチュア版から実物大までの貨物車が数十台展示されています。 セントラル・パシフィック鉄道の停車駅では、復元された客車に乗って、45分間川沿いを旅することができます。（4月から9月）
キャノン
イースト・サクラメントの食べ物好きが集まるキャノンに行き、クリエイティブな料理をシェアして、オリジナルのカクテルや、世界にアピールするような大胆な味を堪能しましょう。 ダイニングルームの天井から、最新のメニューまで、ここでは全てのもののレベルが高くなっています。 テイタートッツを覚えていますか？ ここで注文すると、シェフのブラッド・セッチが、60以上の材料を駆使して、モーレソースがかかったテイタ―トッツをつくってくれます。 多くの料理はメキシコ風ですが、東南アジアや北アフリカの影響も見られます。 マリネされたスイートペッパー、ローストしたベビーキャロット、火であぶったインゲン豆など、地元でとれた野菜を、キングサーモンやチキンのもも肉など共に夕食の席で輝かせましょう。 ブランチのメニューには甘いものと塩味のものがあり、バーミクレープ、チキンとポテトを皮で巻いて揚げたフラウタスなどが塩味系では人気で、リコッタパンケーキが甘党に受けてます。 注文するときは、スイートポテト・シナモンロールを追加してください。（他の人とシェアすることをお忘れなく）
ラストーラー・タップルーム
サクラメントの市街地には、30件以上の醸造所のパブ、バー、地ビールの醸造所などがあり、ビールに溢れていますが、ラストーラーには洗練された個性があります。 18種類ある地ビールを試飲するには、ドアのベルを鳴らして階段を下り、照明が薄暗い禁酒時代の酒場のような場所に入って行きます。リサイクルされた木のパネルに、心地よいカウチ、レンガの壁に歴史を漂わせる写真がかかっているのを見ると、不思議と心が高まります。 ビリヤードのプールテーブルを使用のは無料なので、友達とエイトボールをついたり、ピーナッツをつまみながら、ラストーラーの1881レッドエールを飲んでみましょう。これは、醸造所があるディクソンファームから24キロ離れたところでとれたホップを使ってつくられたものです。 このタップルームは、ゴールドラッシュの開拓者、キャプテン・フランク・ラストーラーにちなんで名づけられました。彼は、1800年代にはミシシッピーより西では最大の醸造所、サクラメントバッファロー・ブリューワリー・カンパニーを設立するのに一役買った人物です。
ソーヤー・バイ・キンプトン
上品で、近代的で、気取ったザ・ソーヤーはサクラメントの近郊にある最新の豪華ホテルです。ダウンタウンのゴールデン1センターの隣にあり、キャピトルモールと、Kストリートのダウンタウン・コモンズ(DOCO)から歩いてすぐのところにあります。 サクラメントキングズの試合に行くなら、ここにチェックインすると良いでしょう。出張で宿泊するのであっても、屋上のプールで泳いで、エコー&リグ・ステーキハウスで、ラムバーガーかリブアイステーキを味わうのをお忘れなく。パンチボール・ソーシャルではボーリングをしたり、ダートを投げたりして楽しみ、リバイバル・ルーフトップ・ラウンジではDJの音楽に合わせて踊りましょう。 全てのカンプトンホテルでもそうですが、ザ・ソーヤーではゲストを中心に考えたアメニティが豊富です。バイクの無料レンタルや、自室での出張スパサービス、ペット同伴の部屋に加え、ロビーでは夕方になるとワインアワーがあります。 街の景色を楽しむには、サクラメントリバーとオールド・サクラメントの歴史的な建造物が見える上階の部屋を予約しましょう。
