サンタモニカは長年の間に、豪華なビーチフロントのホテルや、洗練されたレストラン、高級ブティックなどが増え、以前よりも高級街になりましたが、ビーチタウンとしての精神は失われていません。 今日ここでは、サーフィンやバレーボールで賑わう広大なカリフォルニアのビーチと、洗練されたシティの中のシティという、二つの世界がもつよいところを両方とも経験できます。 次に訪れる時は、ぜひサンタモニカの究極の体験をしましょう。
ビーチの近くにある、スタイリッシュなホテルで目覚める
海岸の別荘を夢見たことがあるなら、それはきっとシャッターズ・オン・ザ・ビーチのようなものではないでしょうか。 グレーの屋根が特徴のこのホテルは、さりげなくシック。明るく風通しのよい客室は、ゆったりした雰囲気でありながらもエレガントです。バルコニーからは、見渡す限り広がるサンタモニカのビーチを一望できます。 プールサイドでのんびりしたり、ホテルでビーチクルーザーをレンタルしたりして楽しんだら、海岸に沿って35キロ延びる自転車道をサイクリングしてみましょう。 シャッターズは、サンタモニカにある高級リゾートの一つに過ぎません。他にもカサ・デル・マール、 フェアモント・ミラマー・ホテル&バンガローズ、ヴィセロイ・サンタモニカなどがあります。
歴史ある埠頭を散策する
ルート66の終点にあり、ランドマークとなっているサンタモニカ・ピアからお楽しみが始まります。 派手な入り口は、南カリフォルニアで最も目立つアイコンの一つです。1909年にオープンした埠頭の先に行けば、足元は波の上。そこからは、海岸の雄大な景色を楽しめます。 美しく保全されている、1922年に造られたルーフ・ヒッポドロームの回転木馬でしばし遊んだら、ヒール・ザ・ベイ水族館(以前はサンタモニカ・ピア水族館)で波の下の世界を覗いてみましょう。
昔懐かしいパシフィック・パークで楽しむ
サンタモニカ・ピアにあるパシフィック・パークには、近代的に改装されたジェットコースターやバンパー・カーがあり、新しい時代になっても、昔懐かしい遊園地を体験することができます。 パシフィック・パークは、西海岸唯一の埠頭にある遊園地です。園内にはアーケードがあり、ワック・ア・モールや風船割りゲームで腕前を磨くことができます その後は、世界唯一の太陽発電による観覧車のパシフィック・ホイールに乗って、目を見張るような海岸線の全景を堪能してください。
断崖に立つバンガローに逃避行
サンタモニカの落ち着いた雰囲気とバハ・カリフォルニア風の小さな家への憧れを反映したザ・バンガローは、ビーチライフを体現したもの言えるでしょう。 梁が見える天井、風変りな家具、ゲームルームなどの特徴をもつこの隠れ家は、フェアモント・ミラマー・ホテルバンガローズの敷地内にあり、サーファーたちが考案したプライベートのビーチクラブのようです。 創作カクテルを片手にパティオに出て、忘れがたいサンタモニカの夕日をうっとりと眺めてください。
サードストリート・プロムナードを散策する
ルルレモン、アバクロンビー&フィッチ、そして目を見張るようなアップル・ストアなどのオールスター級の店が立ち並ぶ屋外のサードストリート・プロムナードは、まさに買い物客のパラダイスです。 店を覗きながら歩行者天国の通りを歩いて行くと、ストリート・ミュージシャンが道行く人にセレナーデを歌っていますが、恐竜の形に刈られた植木が並んでおり、一風変わった雰囲気につつまれています。 お子さま連れなら、道の向かい側のケイトン子ども博物館に連れて行ってあげてください。
その他の見逃せない場所は...
アートファンなら、 26ストリートのアートセンター、ベルガモット・ステーションは絶対に見逃せません。ここは昔、湯沸し器の工場と倉庫だった場所で、今は南カリフォルニア屈指のギャラリーが集まる場所となっています。 控え目な雰囲気の中で高級ファッションをという人にお薦めなのは、モンタナ・アベニューです。ここにはクールなブティックやレストランがあり、大スターの姿を見かけることも珍しくありません。