約200種もの動物たちが待つフレズノ・チャフィー動物園では、自然をテーマにした新エリアを開設し、世界中からやって来た野生動物を間近で観ることができます。
5万2千平方メートル以上に及ぶ美しいアフリカン・アドベンチャーは、アフリカの植物やサバンナを再現したセントラル・バレー版サファリパークです。2015年のオープン以来、ミニチュアのアフリカ大陸が楽しめて、
一歩足を踏み入れると草を食むヌーや、悠々と歩いて行く荘厳なゾウたちの姿を見ることができます。園内には2つのトレイルがあり、ツウィガ・トレイルでは、最も背が高い哺乳類であるキリンを見るだけでなく餌を上げることもできます。2つ目のトレイルは、大きな岩の上に寝そべり遊ぶ雄々しいライオンを眺めながら進み、水場で戯れるゾウが間近に見える場所へと向かいます。チーターが素早く木に登り、歩いて行く人々をゆったりと見下ろすような、驚きの瞬間が満載です。
アフリカを後にしたら、2016年にオープンしたルー・ウォークアバウトのダウン・アンダーへ。レッドカンガルー、エミュー(体長185cm以上にもなる飛べない鳥)、鳴き声がキャンプファイヤーを囲んで子供たちが歌っているような光景を思わせるワライカワセミなどが生息しています。
カリフォルニアでは、動物園にも愛情たっぷり。フレズノはモントレーカウンティから240km以上離れていますが、カーメルの南に位置するポイント・ロボスの海洋環境にヒントを得たシー・ライオン・コーブは、まるで海辺に居るかのように楽しめる場所です。水場で遊ぶアシカやゼニガタアザラシを眺めながら(水深10メートルにあるパシフィック・ポイント・ビューを訪れて対面してみましょう)潮風を感じ、一時は絶滅の危機に晒されていたカッショクペリカンを見ることもできます。2014年にアメリカ動物園・水族館協会の栄誉ある最優秀展示賞を受賞したシー・ライオン・コーブでは、飼育係との座談会も毎日2回開催しています。
2018年から2019年にかけては、さらに多くの動物たちを集め、多彩な展示やお子様向けプレイエリアもオープンする予定です。新企画アフリカン・リバーは、カバ(水中観察エリアも開設)、オナガザル、アフリカ固有の鳥たちをテーマに展開されます。
知っておくと便利な情報: 動物園では5月から「イブニング・オン・サバンナ」を開催。アフリカン・アドベンチャーで夏に行なわれるイベントシリーズで、ライブ音楽や特製ディナーメニューも楽しめます。