ハイウェイ101を北から来ても南から来ても、ピズモビーチに到着した瞬間は忘れ難いものがあります。海岸沿いの丘が開けてターコイズの海がきらめき、サンルイスオビスポ・カウンティの海辺が長く伸びて、ヴィンテージのビーチタウンが海岸に抱かれる風景。ビーチコテージ、サーフィンショップ、クラムチャウダー屋などが立ち並ぶ通りを抜けて、砂浜に向かって歩きましょう。
約360mの長さの歴史あるピズモビーチピアをお見逃しなく。1928年に建てられたこの埠頭は、ピズモビーチの広場のような存在です。波の向こうまで歩いてサーファーたちを眺めたり、釣りの腕を試してみましょう(免許証不要)。鯛やキンムツ、時にはオナガザメが釣れることもあります。ピアからは、オーシャンフロントのボードウォークを歩くか、しっかりと固まった砂の上をハイキングといきましょう。広くて平らな砂浜は、カリフォルニアで最も歩きやすいビーチのひとつとされています。
広くて平らな砂浜は、カリフォルニアで最も歩きやすいビーチのひとつとされています。
豊かな立地条件を持つピズモビーチは、自然とふれあうアクティビティが満載です。パシフィック・デューン・ライディング・ランチが展開するガイド同行ツアーでは、馬に乗って街の南側にある砂丘を越え、海辺まで進みます。セントラル・コースト・カヤックのツアーでは、街の北側のゴツゴツした海岸にあるドラマティックな海の洞窟へとカヤックを漕いで行きます。あるいは、「砂丘用バギー」またはATVをレンタルして、オセアノ・デューンズ州立車両レクリエーションエリアの砂丘を走ってみるのもよいでしょう。海岸では35トンのコククジラの姿を見ることもある一方で、10月から2月にかけてはピズモビーチ・モナーク・バタフライグローブに、1グラムにも満たないオオカバマダラという名の蝶が何千匹と集まり、心に残る光景を見せてくれます。
アイコニックなビーチタウンには、伝統的なビーチの食事が似合うもの。ピズモではありとあらゆる定番メニューが見つかります。 スプラシュ・カフェでは、受賞歴を誇るチャウダーをどうぞ。デッキからビーチを見下ろせるウーリーズ・ビーチバー & グリルでは、ブラックアンガスバーガーがお勧めです。
エドナバレーとアロヨグランデバレーという、2つのワイン産地への玄関口となっているピズモビーチには、洗練されたグルメシーンも展開しています。テイスト・オブ・ザ・バレーでは、街に居ながらにして絶品の地産のワインを楽しめます。『Wine Enthusiast 』誌が選ぶアメリカのワインバー トップ20にランクインしたお店です。美しい海の風景と新鮮なシーフードを満喫できるオイスターロフト (Woolyの上)と、ラテン風のお料理が楽しめる ヴェンタナ・グリルは、夕日を見るのに絶好のスポットです。
夕日といえば、ピズモビーチのオーシャンフロントのリゾートやホテルに泊まるのも最高です。客室から出ることなく、太平洋に沈む夕日を見ることができます。ペットと一緒に滞在できるシークレスト・オーシャンフロント・ホテルでは、広々としたコンテンポラリーな客室のバルコニーのドアを開け、波の音を聴きながら眠りましょう。あるいは、ドルフィンベイ・リゾート & スパで至福のひとときを。ホットストーンマッサージや、レストランリドの5品コースのテイスティングメニューを満喫しましょう。