この訪れやすい砂漠のオアシスでは、さまざまな景色を探訪したり、多くの砂漠の生き物を間近で見たりすることができます。この自然保護区は、パームスプリングスとリトルサンバーナーディーノ山脈のジョシュアツリー国立公園の間に位置し、モハベ砂漠とコロラド砂漠をつなぐ渓谷にあります。面積は60ヘクタールで、ビッグモロンゴ峡谷の一部です。標高は183〜914メートルと幅広く、そのためさまざまな植物や動物が見られます。
往復全長0.8キロ弱〜18キロのトレイルで、板張りの道(バリアフリーのものもあります)をいくつか通って、小川や沼の生息地までハイキングしてみましょう。途中でいろいろな種類のウサギ、カンガルーネズミ、コヨーテ、ミュールジカ、そしてもしかするとボブキャットやビッグホーンも見ることができるかもしれません。不気味なものが好きな子どもは、ムチのような尻尾と斑点のあるトカゲ、ギルバートスキンク、カリフォルニアツリーフロッグをお見逃しなく。
見上げれば、この自然保護区が米国鳥類保護管理局に重要野鳥生息地として指定された理由がわかると思います。特に春や秋の渡り鳥が移動する時期には、ベニタイランチョウやベルモズモドキといっためずらしい鳥など、約240種の鳥を見ることができます。実際に訪れるには、平均気温が約16℃〜27℃の秋・冬・春が最高の時期です。