人里離れた渓谷、風に吹きさらされた尾根、奥まった入り江やビーチ。携帯でなく心の充電ができる場所です。カタリナアイランドコンサーバンシーが管理し、手つかずの自然が残る「内陸」は、島の88パーセントを占める未開発地です。入るには許可証が必要で、小さいながらも原野が広がり、人里離れた土地での1日ハイキングにぴったりです。トランスカタリナトレイルの全長60キロメートルを踏破するのは難しいかもしれませんが、数キロメートルだけ歩くことも可能です。アバロンにあるカタリナアイランドコンサーバンシーのスタッフからトレイルの地図を入手し、アドバイスを得ておきましょう。ここで無料ハイキング許可証(必須)も発行してくれます。許可証はオンラインで入手することもできます。メインアクセスポイントからの高い丘を上るのを避けるため、ローカルのシャトルバスに乗って空港まで行く人が多くいます。
本当に何もかも忘れてゆっくりするなら、島に5か所あるキャンプ場か、ボートまたはカヤックでのみアクセス可能な17か所のキャンプ地で、泊りがけのキャンプをしてみましょう(この場合も許可証が必要で、アバロン、トゥーハーバーズまたはハーミットガルチで入手できます)。アバロンから最も近いのがハーミットガルチで、キャンプ初心者や子供連れの方に適しています。海を見渡す崖の上にあるトゥーハーバーズには、キャンプ地のほかテントキャビンもあります。リトルハーバーでは自然がそのまま残る美しい海辺でキャンプができます。風が強いことがあるので注意してください。もっと冒険してみたいなら、ハードな行程ですが、ハイキングまたはカヤックで、松やユーカリの木が影を作る人里離れたパーソンズランディングまで行ってみましょう。
これ以上さらにアドレナリンが放出されるような経験を追求するなら、渓谷をデスカンソビーチまで1,219メートル下降するカタリナ島のジップラインエコツアーに参加しましょう。