子供にどうやって野菜を食べさせたらいいかまだ悩んでいるなら、世界のにんにくの首都にあるこの魅力的な農業アミューズメントパークに連れて行きましょう。アーティチョークディップ(くるくる回るティーカップのような乗り物)のような愉快な名前が付いた庭園をテーマにしたライドは穏やかなものばかりで、乳幼児でも乗ることができます。お腹を空かせた芋虫に乗ってリンゴの芯の周囲を回ったり、巨大なにんにんくの球根の中心にもぐり込み、ぐるぐると回りましょう。
ギルロイ・ガーデンズには、小さな子供たち用の刺激の少ない乗り物とアトラクションに加えて、アクセル・エルランドソンによる手の込んだ接ぎ木により風変わりな形となった「サーカスツリー」がそこかしこに並んでいます。入り口にあるパンフレットをもらいましょう。子供たちはこの有名な木々を使ったスカベンジャーハントを楽しむことができます。すべてが素晴らしい作品ですが、バスケットツリーと四本足のジャイアントツリーは必見です。
木陰になった217ヘクタールの敷地内には6つの植物園があり、最も大きいのがモナークガーデンで、広さ約2,000平方メートルの温室の中にあります。花が咲き乱れるレインボーガーデンを抜けて進む安らぎのボートクルーズなど、一部の庭園では特別ツアーを提供しています。モデルTカーを復元した車に乗ってサウスカウンティ・バックロードエリアを行くツアーに参加すると、サンフランシスコ南側に広がるこの谷間のほぼ全域が、かつては農地だったことがわかります。また、公園の蒸気機関車のミニチュアレプリカに乗って熱帯と亜熱帯の植物を眺めれば子供たちは大喜びすることでしょう。