グリフィスパークは、約17㎢の広さを誇るアメリカ最大の市営公園です。 ロサンゼルス動物園でゾウを見物したり、野外ギリシャ劇場でトップクラスのミュージシャンの演奏を楽しんだりと、見どころも満載です。 ここでは、パークで1日を過ごす絶好のプランを5つご紹介しましょう。
風光明媚でのどかなトレイルをハイキング
街の喧騒を離れて、手付かずの自然が残るグリフィスパークの全長約85㎞のハイキングトレイルへ。自分たちで巡ることも、経験豊かなガイドと一緒に巡ることもできます。 フェーン・デルで標識を辿りながら緑豊かなシダの生い茂る渓谷を歩いたり、ブロンソン渓谷の洞窟(1960年代のテレビシリーズバットマンの「バットケーブ」)まで都会の中の自然をゆっくりと歩いたり、グリフィス天文台までトレッキングを楽しんだりできます。 散策の後は、Trails Caféでアボカドサンドイッチとストンプタウンコーヒーをどうぞ。
グリフィス天文台の魅力を発見
1935年の完成以来ロサンゼルスのランドマークとなっている、圧倒されるようなアールデコ様式の天文台の建物の中には、トリプルビーム太陽望遠鏡と、ツァイスツイン屈折望遠鏡があり、どちらも一般使用が許されています。 (おそらく映画「ラ・ラ・ランド」の星空のシーンを覚えていらっしゃるかもしれません。)屋外デッキからは、LAの街と、街を取り囲む山や海を一望することができます。 ホール・オブ・サイエンスの天文学の展覧会を訪れたり、世界最大のプラネタリウムの一つでもあるサミュエル・オスチン・プラネタリウムで、壮大な星の世界を体験してみましょう。
西部開拓時代にタイムスリップ
The Autry Museum of the American West(アメリカ西部オートリ―博物館)で、OK牧場の決闘の真実について学びましょう。1988年に「歌うカウボーイ」とも呼ばれたジーン・オートリ―の協力で建てられた、人気の博物館です。 8つのギャラリーでは、スエードのジャケット、ロゴ入りのアイロン、サドルブランケット、有刺鉄線、アメリカインディアンのバスケット、Frederic Remingtonの彫刻などのコレクションを通して、アメリカ西部の神話のような歴史に迫っています。 博物館売店はギフトの宝庫です。
馬に乗ってトレイルを行く
サンセット・ランチ・ハリウッドでは、トリガーやフリッカの背に揺られて散歩しましょう。 毎日開催される乗馬ツアーには1時間の小旅行もあり、世界的に有名なハリウッドの看板や、裾にメトロポリスが広がるシャパラルに覆われた丘などを、間近にご覧いただけます。 さらに時間の長いツアーで、ハリウッド山の山頂へとトレッキングすると、360度パノラマに広がるロサンゼルスの風景を満喫することができます。
グリフィスパークのメリーゴーランドに乗る
ウォルト・ディズニーをインスパイアしたメリーゴーランド。彼の娘たちは飾りのついた木馬の上に登るのが大好きだったそうです。 娘たちが、この1926年スピルマン社製メリーゴーランドに乗っている間、ディズニーはもっと大きいな規模のテーマパークを考えたと言われています。それが、皆さんご存知の場所となったわけです。 メリーゴーランドでは68頭の木馬が跳ね、カスタムメイドのオルガンが1,500曲以上のマーチやワルツを奏でます。