かつてアンザボレゴ砂漠に住んでいたネイティブアメリカンの部族は、公園中の巨岩や崖に岩面彫刻や絵文字を残し ました。このような昔のアーティストたちは、人間、動物、太陽、星やその他の抽象的な図柄を描いていました。絵の多くは、通過儀礼や儀式が行われた聖なる場所に残されています。
アンザボレゴでは50以上の大きな石のアートが見つかっています。しかし、このような古代遺跡を守るため、公園は一部の遺跡の場所しか発表していません。石のアートを見学するなら、一番行きやすいのはリトルブレアバレーのピクトグラフ・トレイルでしょう。普通の乗用車でもダートの道路を通ってトレイルの起点までアクセスできます。楽なハイキングトレイルを進むと、赤や黄色のジグザクの線やダイヤモンド型で飾られた大きな岩が見えてきます。これらの図柄は2,000年ほど前に遊牧民のクメヤイインディアンが描いたものだと考えられています。