ボレゴスプリングスの道路沿いに突如生き物たちが現れます: 先史時代のゾウ。剣歯を持った猫。古代のラクダ。ティラノサウルスと巨大な猛禽。生身の生き物ではありませんが、どれも一風変わっていて心に残る、素晴らしい芸術作品。彫刻家のリカルド・ブレセーダが手掛けた世界にひとつしかないアートです。彼の作品は、ボレゴスプリングス付近を通るドライバーを驚かせ、楽しませてくれます。
アーチ状にくねりながらプラヤを移動する全長 107メートルのヘビなど、野心的な空想上の生き物もありますが、彼の彫刻の多くはかつてこの土地を闊歩していた実際の生き物を表現したものです。元々は、2008年に地元の慈善家のデニス・エイブリーが、砂漠にある彼の広大な敷地に飾る彫刻制作をブレセーダに依頼したことがはじまりでした。その後、「ガレッタメドウ」として知られるこの敷地内にとどまらず、街の各所で彼の作品が見られるようになりました。リカルド・ブレセーダが赤錆びのスクラップメタルで制作した約130体の彫刻を見に行くなら、ボレゴスプリングスにあるアンザボレゴ砂漠自然史協会内の書店で詳しい地図を購入しましょう(このお店は、自然をテーマにしたお土産を買うのにも最適です)。