ハイウェイ1号線のロードトリップは、わずか96キロの距離の中に、折衷的なホテルから険しい海岸線の目を見張るような眺めまで、カリフォルニアのセントラル・コースト沿いにある様々な特徴ある場所や素晴らしい眺めが満載されています。
マドンナ・インの驚異
サンルイスオビスポのマドンナ・インにある110の豪華なテーマルームの一つを予約して、まずは極上の一夜を過ごすことからスタートしましょう。デイジー・メイ、クラシックカー、原始人、それともジャングルロック?気分にぴったりの装飾を選んでください。朝はコッパー・カフェ の赤いレザーの席に座って卵とコーヒーで腹ごしらえをしてから、曲がりくねった道を歩いてサンルイスオビスポのダウンタウンに向かいましょう。こののんびりした大学町にある赤い瓦の屋根の中庭を散策し、有名な木曜日のファーマーズ・マーケット立ち寄って「SLOライフ」とは何かを感じ取ってください。
静かなビーチタウンを探訪する
北上するとモロベイに着きます。この街と、多種多様な野生動物が生息するそこの入り江は、連邦政府の保護区域の一部です。カヤック・ホライズンズのパドルツアーで行くと、海辺の鳥やアザラシ、アシカと目を合わせたり、時にはクジラまで見かけたりすることがあります。湾の中に高さ175メートルで聳えるモロ・ロックの驚異には、思わず目を見張るでしょう。これは、死火山の頂です。トニャツィーニズ・ドックサイド・レストランで地元産の牡蠣を食べながら、ペリカンが頭から湾に飛び込む様子を眺めましょう。
ハーストに向かう途中で、芸術的雰囲気が漂うカンブリア周辺を散策する
カンブリア周辺には、多くのギャラリーや魅惑的な店が、コースタル・パインの間に所狭しと並んでいます。メイン・ストリートを巡り、 リンズ・レストランに立ち寄ってホームメードのクロイチゴ入りパイをお試しください。カンブリアのすぐ北には、ハースト・キャッスルがあります。メディア界の大物ウィリアム・ランドルフ・ハーストはここに豪邸を建て、贅を尽くしたこの屋敷にはヨーロッパの高級タペストリー、ノルマン式暖炉、スペイン風の聖歌隊用のイス、凝った装飾が彫り込まれた天井など、世界中から集めた宝物がぎっしり詰まっています。ここには、いくつかの異なるガイド付きツアーがあります。115室ある母屋にある映画シアター、ビリヤード室、ネプチューン・プール、庭園などを見学するグランド・ルーム・ツアーから始めてください。
ビッグサーの入り口を訪ねる
ハースト・キャッスルの北に向かうと、海岸沿いの地形は次第にさらに急勾配で険しくなります。人口わずか18人の小さな村落ハーモニーで、外界からすっかり離れましょう。ハーモニー・セラーと周辺のワイナリーで、シャルドネを試飲してください。サーモンクリーク・フォールズまでの短いハイキングを楽しみましょう。夜はラグドポイント・インに泊まりましょう。窓からはビッグサー南部沿岸のドラマチックな断崖と岩礁を展望できます。