ビーチで手をつないで、波と戯れる・・・ 野原をのんびり歩いてみる・・・ 山頂にある森でピクニックを満喫する・・・ ソノマカウンティでは、これらの夢が簡単に実現してしまいます。壮大なマヤカマス山脈から太平洋まで続く心のオアシスであるこの地域は、多くの公園、保護地区、ビーチ、広大な農業地区を誇ります。だから、どこにいてもまた別のアウトドア・アドベンチャーからものの数分しか離れていません。
例えば、サンフランシスコから北へ151キロメートルの所にあるソルトポイント州立公園には、海洋保護地域や荒々しい海岸線沿いにある32キロ程のハイキングトレイルがあり、そのおかげでコククジラやシロナガスクジラを見るのに最適なスポットとなっています。オーシャンオーバールックで腰掛け椅子を見つけて、1月なら巨大で優雅なクジラたちがアラスカ側のチュクチ海からバハカリフォルニアに南下していく様を、4月か5月なら夏の餌場を求めて北上していく様を観察してください。ソルトポイントにはキャンプ場が2つあります。一つはハイウェイ1号線の海岸側にある沿岸の断崖の上にあり、もう一つはハイウェイ1号線の東側にあります。
内陸に約95キロメートル進んでグレン・エレンに行くと、ジャック・ロンドン州立歴史公園があります。ここでは、歴史、ロマンス、自然が協調的に融合する様が見え、有名な著者がこの地域を彼の「美の大農園」と呼んだのも頷けます。2,000年にも及ぶレッドウッドの古木や何世紀も前に作られたひな壇式ガーデン(昔の持続可能な農業方法)を見ることができる42キロのトレイルがあり、ハイキングする人もいれば乗馬する人もいます。ロンドン家が建て、入居する前に火事で焼けてしまった巨大なウルフハウスの焼け跡もぜひ見逃さないようにしてください。
サンタローザのアナデル州立公園は、ウォーキング、サイクリング、乗馬用のいずれにも使える65キロ以上のトレイルを有しています。
グレン・エレンの北8キロメートルに満たない所にあるケンウッドには、ソノマ・クリークの源流が流れるシュガーローフ・リッジ州立公園があります。晴れた日には、標高831メートルのボールドマウンテンの頂上からゴールデンゲートブリッジを眺めることができます。シュガーローフには、ロバート・ファーガソン天文台もあり、一般公開されている巨大望遠鏡の中では最大級の望遠鏡を使った天文学講座を年間を通して開講しています。
ソノマカウンティの最大都市であるサンタローザ(住民20万人未満)ですら、巨大な公園を主体としています。アナデル州立公園は、22平方キロメートル以上にも渡って緩やかな丘陵、湖、小川、草原、森林地帯が広がっています。65キロを超えるトレイルは、ハイキングや乗馬、マウンテンバイクを楽しむ人やランナーに人気です。マーク・トウェインの短編「キャラベラス郡の名高き飛び蛙」で有名になった、珍らしいカリフォルニアアカガエルが一目でも見られるように、気をつけて周りを観察してください。ガーンビルでは、威厳あるコーストレッドウッドの林があるアームストロング・レッドウッド州立自然保護区のトレイルをハイキングすることができます。林には、フットボール場の長さよりも高い木が1本生えています。ソノマ市自体にも、それぞれ歴史的なアトラクションを取り上げている6つのミッドタウンエリアから成るソノマ州立歴史公園、そしてデポ公園があります。両方ともに、バチボール場、ピクニックテーブル、遊び場や自転車専用道路など、アウトドアで楽しんだりリラックスできる施設を提供しています。