スキー焼けした笑顔が素敵な人々と本格的なスキー用具が立てかけられたラック。レイクタホのスコーバレー・アルパインメドウは、エリートスキーヤーとその家族に人気があり、ゲレンデ上やそれ以外で幅広い年齢層が楽しめるリゾートです。長年のファンの多くは幼少期からここでスキーを楽しんでいるので、スコーを「自分たちの」山だと思っています。オリンピック選手のジョニー・モズレーなどのトップスキーヤーにはうってつけのクラブというわけです。
スコーの姉妹リゾートであるアルパインメドウズは、道沿いを少し進んだ先のトラッキーとタホシティの間にあります。 家族連れやパウダー・スノーを求める通のスキーヤーたちはこの親しみやすい山が気に入ることでしょう。ここには、9.7平方キロメートルの敷地内に100以上のコースがあり、表面が整えられている容易なコースからレイクタホを見下ろせる広大なオープンバーンまで揃っています。
その有名な地形だけでなく、スコーには他にはない見所がいくつかあります。このリゾートでは1960年冬季オリンピックが開催されました。エリアルトラムに乗り、無料のオリンピック・ミュージアムを訪れて記念品を見ることができます。また、シーズン中はエリートスキー大会がここでよく開催されます。ゲレンデでは過去や将来のオリンピック選手たちがトレーニングを行っているのをよく見かけます。
スコーアルパインはサステナビリティに注目している点でも他とは一線を画しています。このリゾートは近い将来、再生可能エネルギー源による電力だけを使用する計画で、全米の主要なスキー施設では初の 試みとなります。訪れてみると、ベースに電気自動車の充電器が設置されていたり、使い捨てのウォーターボトルが無いことなど、サステナビリティに向けた努力を見て取ることができます。
雪の状態によりますが、スコーバレー・アルパインメドウは春季スキーで大変人気のあるスポットのひとつです。(2017年、リゾートは7月4日まで営業していました。)スコーに行くなら、ぜひ水着を持参しましょう。3月から、スコーのハイキャンプにある温水プールと温浴施設の営業が始まり、2,700メートル級の山々に囲まれて温かいお湯に浸かることができます。(スキーをしない方は、エリアルトラムに乗ってアクセスすることができます。) 麓のベースでは、リゾート・アット・スコークリークのおしゃれなスパでマッサージをしてもらいましょう。提供サービスには屋外ジャクジーの利用も含まれています。
スコーのベースビレッジでは、体を動かして気分が高揚した後の、落ち着いてリラックスした雰囲気を楽しみましょう。ライブ演奏やお子様向けのバンジージャンプ・トランポリンがあり、たくさんの犬たちが尻尾を振って出迎えてくれます。若きアルペンレーサーたちには、スコーのスノベンチャーゾーンへの参加がおすすめ。6歳から12歳までのお子様は、整備されたコースでスノーチューブを楽しんだり、マシュマロを焼いたり、ミニスノーモービルの運転を体験できます。また、スノーベンチャーは特定の週末、夜になるとDJによる生演奏や華やかなLEDライトで賑わい、年齢制限なしのディスコ・チュービングパーティーが開催されます。ビレッジ・アット・スコーのKTベースバーのデッキからは、目の前にそびえる伝説のスキーコース、KT-22の姿を眺めることができます。ここではぜひ屋外の席を確保しましょう。半世紀近く前からベースビレッジで営業している超素朴な雰囲気の名店、ル・シャモア(通称「ザ・チャミー」)も地元の人々に人気のお店で、アフタースキーの活気に満ちた雰囲気のなか、ピザやビールが楽しめます。 また、地元の人たちは、焼きたての温かいクッキーを求めてワイルドフラワー・ベーキング・カンパニーにもよく立ち寄ります。