大きな映画館はいつの時代も人が集まる社交場ですが、フレズノのダウンタウンにあるこのワーナーズセンター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツも例外ではありません。元はパンテージズ・シアターとして1928年に建てられたスパニッシュコロニアル・リバイバル様式の名所でした(実際、米国国家歴史登録材になっています)。今でも、セントラルバレーで抜きん出た美しさを誇る劇場スペースの代表格として、さまざまなパフォーマンスやコミュニティのイベントが行われる中心施設として愛されています。
クラシックな映画シリーズをはじめ、このセンター自慢の大音響を発する巨大なパイプオルガンの演奏のほか、豪華な内装を光で照らして幽玄さを楽しむライトショーに至るまで、さまざまなパフォーマンスを楽しむことができます。地元フレズノが生んだトニー賞受賞アーティスト、オードラ・マクドナルドのショーはもちろん、さまざまなアーティストのコンサートなども頻繁に開催。ショーのチケットが手に入らなくても、センターの1階にあるオール・シングス・フレズノ・ショップに出かけ、地元の工芸品や本などをチェックし、この地域の文化に触れてください。
知っておくと便利な情報: 毎月第一、第三木曜日にフレズノのダウンタウンで開催されるアートホップ・イベントでは、無料の劇場ツアーが行われています。