カリフォルニアのハートランド
セントラルバレーを走り抜けるカントリーロードをドライブして、取れたての野菜や、ここでしか味わえない食事を楽しみながら、カリフォルニア州の恵みを満喫

旅行の旅程の概要
8 この路線で停車します
立ち寄り先 1
テハマトレイル
立ち寄り先 2
ウィンターズ
立ち寄り先 3
デービス
立ち寄り先 4
サクラメント
立ち寄り先 5
ローダイ
立ち寄り先 6
ストックトン
立ち寄り先 7
フレズノ
立ち寄り先 8
ベーカーズフィールド
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カリフォルニアのその他の情報
立ち寄り先 1: テハマトレイル
テハマトレイルは驚くほど肥沃な地域で、農場や牧場に最適な場所です。多くの農家は、新鮮な農作物や手作りのオリーブオイル、その他、地元産の食製品を取り揃え、観光客を待っています。
このトレイルは、約24件のブドウ園、果樹園、草で牛を飼育する牧場主やその他の特産肉製品の製造者を繋げています。どこからでもこのルートに合流できますが、厳密に言うとドライブツアーはオリーブで有名な町、コーニングから始まります。人気のオリーブピットに立ち寄り、伝統的なオリーブ、あるいはハーブ、ニンニク、チーズを詰めたエキゾチックなシシリア風オリーブを試してみましょう。ルセロ・オリーブオイルでは、職人が作ったオリーブオイルやビネガーを試したり、ギフトを購入することができます。
トレイルを進み、エアルーム・トマト、果汁たっぷりのモモやプラム、ベリー、そして焼きたてのパイや新鮮なハチミツを試食して買い求めましょう。レディングのすぐ南にある小さな町、ヴィーナにあるニュー・クレアボー・ヴィンヤードでは、トラピスト修道士が修道院の敷地内の広いテイスティングルームでバルベーラ、ピノ・グリージョ、その他の品種のワインの試飲をすすめてくれます。
計画のリソース
- テハマトレイル – http://www.tehamatrail.com/
立ち寄り先 2: ウィンターズ
サクラメントの西に位置するこの緑に覆われたヨロ・カウンティは、セントラルバレーで注目のスポットです。うっとりするような夏の夕方に、戸外にしつらえたテーブルでのんびりと食事が楽しめるお店が、訪れる人のハートをつかむからかもしれません。あるいは、コメディアンのステディ・エディーが "自分の街のコーヒーショップより美味しい" とうたっているような、地ビールや地元のワインを飲める場所に、一歩踏み入れた時のフレンドリーに挨拶を交わし合う雰囲気が人々を惹きつけるのかもしれません。しかし、本当は理由など大して重要ではなく、ウィンターズはただ単に素敵な街なのです。
スタイリッシュなプリザーブパブリックハウス(地元の食材を駆使した斬新な料理が自慢)や、おしゃれなフィセル(おすすめはとびきりのタパス)などで、名うてのシェフが自慢の逸品を提供し、今やグルメファンにとって、隠れた食のメッカになりつつあります。最高のビーフが味わえる注目のバックホーンステーキハウスや、道の脇にしつらえた戸外のオーブンを使って、薪で焼き上げたクリスピーなピザが楽しめるプタ・クリークカフェなど、評判のレストランをチェックしてみてください。またルートストックでは、チョコレートやワイン、オリーブオイルがおすすめ。地元のミュージシャンによる演奏でのんびりとくつろげる金曜日の夜は、とりわけにぎわいます。
計画のリソース
- ウインターズ観光局 – http://discoverwinters.com
- Visit Yolo County – http://visityolo.com/
立ち寄り先 3: デービス
大学を中心とする農学が盛んな学生街を楽しむのに、学生である必要はありません。カリフォルニア大学バークレー校を拡張した農学部として始まったカリフォルニア大学デービス校は、ほどなくして大学として独立し、獣医学、ブドウ栽培学、農業の各学部で高いレベルを誇っています。デービスの土地は平べったいため、自転車での移動に最適です。人口よりも自転車の数の方が多いと言われ、一流レース選手やイベントの記念品や用具を展示する米国自転車殿堂もあります。自転車のレンタルもあり、160キロメートルある自転車レーンや舗装道路を走ることができます。緑豊かなカリフォルニア大学デービス校植物園を回ってから、ショップ、ギャラリー、各国料理のレストランが並ぶダウンタウンの道を走りましょう。週2回開催されるファーマーズマーケットに合わせて訪れるのもよし、そびえたつモンダヴィ舞台芸術センターで公演を観るのもよいでしょう。
計画のリソース
- デービスでできる13の事 – https://www.ucdavis.edu/news/discover-city-davis/
- デービス・ファーマーズマーケット – http://www.davisfarmersmarket.org/
立ち寄り先 4: サクラメント
カリフォルニアの州都サクラメントでは活気に満ちた再生が進んでいます。都会的なライフスタイルを求める若者が流入して、地ビールの醸造所やグルメな居酒屋、トレンディなブティックなどが次々とオープンしています。定評あるシェフがローカルな食材を使ったメニューで腕を競い合い、レストランと周辺の農家が直送で取引することも、今や目新しいことではなく、ごく普通となりました。暑い夏の日には、カリフォルニアで最も快適な夕べが訪れます。地元の人々はビクトリア様式の住宅のポーチでくつろぎ、子供たちは日が暮れるまで緑豊かな公園で過ごします。
州都だけに、サクラメントではイベントにも事欠きません。ドーム屋根の州議事堂ではさまざまなグループが催しを開くことも多々あります。美術館や博物館のほとんどは、キャピトルモールの周辺か、歴史的なオールドサクラメントにあります。サクラメントリバー沿いにあるこのエリアは、ゴールドラッシュ時代の中心地でしたが、今は修復工事が行われてきれいになっています。サクラメントでは道路が混雑することも少ないため、これらの場所へは容易にアクセスすることができます。全米サイクリスト連盟から自転車に乗りやすい街として金賞を受賞しただけあって、幅広い自転車道が整備されており、アメリカンリバーやサクラメントリバーに沿った舗装道など、サクラメントは自転車で探索するのに最適な街です。また、市内の各所を結ぶライトレールも便利な交通手段です。
計画のリソース
- サクラメントのサイクリング – http://www.visitsacramento.com/things-to-do/Outdoors/rent-a-bike/
- Visit Sacramento – Dining – http://www.visitsacramento.com/things-to-do/dine/
- サクラメントのその他のアクティビティ – http://www.visitsacramento.com/
- サクラメント観光局 – http://visitsacramento.com
立ち寄り先 5: ローダイ
サンフランシスコの133キロメートル東にあるローダイは、卓越した赤ワイン、特に樹齢の高いジンファンデルで最もよく知られていますが、環境への配慮でも先頭を切っています。ブドウ園の面積のうち100平方キロメートル以上が持続可能と認定され、カリフォルニア州初の第三者が認定を行う持続可能なワイン生産プログラム、ローダイルールもここで生まれています。近年はさまざまなテイスティングルームが急速に出現し、ダウンタウンから車で15分以内の範囲にほとんどが集まっています。まずは、ローダイワイン&ビジターセンターへ。80ヵ所近い地元ワイン醸造業者によるヴァラエタルワインのセレクションを定期的に変えながら提供しています。
ワインの範囲は広がっていますが、豊かで濃厚な新世界ヴァラエタルは今でもこの地域の特徴となっており、州のジンファンデルの40パーセント以上がここで生産されています。ジンフェストは毎年5月に開催される3日間のテイスティングパーティーで、ローダイの一流ワイン生産業者による約250種類のワインを試飲することができます。
計画のリソース
- Lodi Growers – http://www.lodigrowers.com/
- ZinFest – http://www.zinfest.com/
- ローダイ観光局 – http://www.visitlodi.com/wineries/
- ローダイワインカントリー – http://Lodiwine.com
立ち寄り先 6: ストックトン
豊かな農地に囲まれたストックトンは、地元で採れた新鮮な食べ物にこだわっています。この地域で一番有名な農作物はアスパラガスで、4月になると開催されるサンホアキン・アスパラガス・フェスティバルでは、料理実演を見たり、アスパラガス・アイスクリーム(本当です!)を味わったりすることができます。土曜日の午前中は、ダウンタウン・ファーマーズマーケットを見て回りましょう。80以上のベンダーが、中国、インド、カンボジア、ベトナム、韓国の食料品に加え、大量の野菜を販売しています。ウォータールー・ロードにあるザ・フルーツボウルに立ち寄って、桃やネクタリン、アプリコットなどをバケツ一杯に買い求めましょう。それから腰をかけて、この農園スタンドの焼き立てのピーチパイを頬張りましょう。ベイク製品と言えば、イタリアンのデリ、ジェノバ・ベーカリーは、1世紀にわたって伝統的な製法で作られたパンの香りで周囲の空気を満たしてきました。昼時になると、そのランドマークの黄色い木枠の建物にランチを求める人たちの長い列ができます。
計画のリソース
- ビジットストックトン – http://www.visitstockton.org/directory/haggin-museum
立ち寄り先 7: フレズノ
フレズノは、意外にもエキサイティングな休日が過ごせる場所です。7つのスタジアムと2つのアリーナでスポーツファンを満足させ、緑豊かなウッドワードパークで毎年開催されるウッドワード・シェイクスピア・フェスティバルで文化的な一面も見せてくれます。
しかしここは農業なしには語れません。水曜日の午後と土曜日の朝は、ビンヤード・ファーマーズマーケットで豊かな農産物を目にすることができます。早春には、100キロメートルほどのブラッサムトレイルをドライブまたはサイクリングすると、道に並ぶ果樹やナッツ類の木が満開になっている様子を見ることができます。夏になると、ここはフレズノカウンティ・フルーツトレイルへ変身し、あふれんばかりの旬のフルーツが果物直売所に並びます。
町に戻ったら、地下にあるフォレスティア・アンダーグラウンド・ガーデンを探検しましょう。これは、ある一人のイタリア系移民が、セントラルバレーの暑い夏は地下にもぐれば涼しく快適だと気づき、手で掘って作り上げたものです。子供たちはチャフィー動物園が大好き。特にシーライオンコーブで戯れるアシカ類が人気です。毎月開催されるアートホップは、アーティストのスタジオやギャラリーがひしめくミューラル地区を探検するのにぴったりのイベントです。夜にはレストランやクラブのネオンがタワー地区を明るく照らし出します。
計画のリソース
- Visit Fresno – http://www.playfresno.org/
立ち寄り先 8: ベーカーズフィールド
ベーカーズフィールドには驚きが満載です。かつては石油と農業で知られていたこのセントラルバレーの町は、今やアート、文化、スポーツの中心地へと大きく変化しています。もちろん、この地域の歴史を垣間見ることもできます。72キロメートル北にあるカーネルアレンズワース州立歴史公園を訪れてみてください。ここは1900年代初期に、アフリカ系アメリカ人のグループが外の世界の悪影響から離れたユートピア的社会を作り出そうとしたコミュニティで、カリフォルニアの歴史の中でも珍しい出来事を見ごとに展示しています。
ベーカーズフィールドの新しい見どころとしてギャラリーが満載のアート地区があり、1930年オープンのフォックスシアターでは、ポップミュージックからバレエまで、さまざまな演目が上演されています。バック・オーウェンズ・クリスタルパレスは見逃せません。ここでは、この地域の特徴的な音楽であるベーカーズフィールドサウンド(弦をビーンと鳴らすカントリー音楽)を聴くことができます。ベーカーズフィールドには、ノリエガ・ホテルなど、バスク料理のレストランが全米で最も集中しており、この地域のバスク人の多様な歴史をしのばせます(1800年代後半、スペインとフランスのピレネー山脈からの移民がここに定住し、羊牧場を営みました)。春には、近くのテハチャピ山地でワイルドフラワーが一面に咲き乱れます。
計画のリソース
- ベーカーズフィールド観光局 – http://www.visitbakersfield.com/